音楽CDをFLAC/TAKに変換するまでの工程.
【リッピング方法】
1) 音楽CDをドライブに入れ、CDDBから取得したタグを修正する



 EACがCDを認識すると、CDDBにアクセスしCD情報が存在するか確認しにいきます。
 あればラッキーで上のような情報が自動的に格納されます。無ければ残念諦めて手入力。
 もし無かった場合は、最低でも"CDタイトル"、"CDアーティスト"くらいは入力しておきましょう。
 何のCDだか分からなくなります。
2) 「アクション」→「イメージをコピーしCUEシートを作成」→「圧縮」と選択



 なんでこのメニューがキーボードショートカットに割り振られていないのか、私には理解できません。
 仕方ないので[ALT + A] → [I] → [↓] → [Enter]と操作するのが一番速いです。
3) 適当な場所を選択してEnterを押す



 ファイル選択のダイアログが開きますので、容量に余裕のあるお好きな場所を選んで「保存」をクリックするか、
 Enterキーを押しましょう。二回目以降は同じ場所を覚えていますので、Enterキー連打でOKです。

 ファイル名は初期状態のままで弄る必要はありません。EAC 0.95 beta2ならば"CDImage"、
 beta4ならば"アーティスト名 - タイトル名.wav"となっていると思います。

4) CDに傷が無いことを祈る



 上のようなダイアログが開かれ、リッピングが始まります。
 後は全自動ですので、エラーが出ていない限りは放置してOKです。



 成功したらこんな感じになり、きちんと設定が出来ていれば



 ウインドウが開き、自動的にflacencode.exeによるエンコードが始まります。
 エンコードが完了したらひとまず音楽CDのリッピング&エンコードは完了です。お疲れ様でした。

 この時点でCDは不要になり、ディスクトレイからCDが排出されますので、次にリッピングを行うCDを入れましょう。
 最初から繰り返しです。エンコード中にもリッピングは同時に行えますが、PCスペック次第なので
 ショボいPCの場合は買い換えたら如何でしょうエンコードが終わるまで待つのも良いでしょう。

【replaygainの設定】
 エンコードの終わったFLAC/TAKファイルは、この状態でも音楽再生には問題ありませんが、
 折角なのでreplaygainの登録も行っておきましょう。

 replaygainとは音楽の楽曲それぞれの音量をあらかじめ把握しておくことで、
 音量のばらつきに応じてボリュームを変更する(極端にうるさい曲や音の小さい曲を平均化する)機能です。
 生データを加工するのではなく、あくまでタグにどの程度ボリューム絞る?的情報を書き込むだけなので
 データ上の欠損はありません。

 いくつかFLAC/TAKファイルが溜まった状態で、これをfoobar2kに投げます。リストに曲名がずらっと並んだら、
 「ctrl+Aで全選択」→マウス右クリック→「ReplayGain」→「Scan Selection As Albums (by tags)」
 と選択します。ゴリゴリとスキャンが始まります。

 スキャンが終了すると反映する?って聞かれますのでオーイエスと答えれば完了です。

 これでreplaygainは登録されました。cuesheetにREMで書かれていますので、
 FLAC/TAKからwav+cueに分解した後もreplaygain情報は消えません。素晴らしいです。
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